四半世紀も過ぎれば建物に綻びも増える

1月中旬の深夜2時過ぎにいきなり火災報知器がけたたましく鳴り始めました。以前も深夜に一度鳴りましたが、私が不在で家内が一人で右往左往しながら対応しました。勿論のこと誤作動ですが、警備会社からの電話や実際に警備員が確認に来てその後は深夜にも関わらず火災報知器担当会社にまで電話してやっとのことで深夜に響き渡り続けたけたたましいベルを止めることができました。その詳細は私が出張から戻ってきて初めて聞きましたので実際には非常に大変だったのですが、他人事のようにしか聞こえませんでした。その時の誤作動は気温や湿度による可能性があると言われたもののはっきりした原因はわかりませんでした。そして今回も同じ丑三つ時でした。正月明けからずっと雨も降らずに空気がカラカラに乾燥した後に雨がザーッと降ったのがトラブル当日の昼間で、その深夜の出来事でした。家内が以前の苦い経験をもとに対応マニュアルを作成していましたのでその通りに実行に移しました。まずは本当に火事でない事を確認しなければなりません。その確認中はずっと深夜の静まり返った家中にけたたましい音が鳴り響いています。そして火事でないことを確認した前後に警備会社からの電話が鳴ります。そこで誤作動であることをお話ししますが、警備担当者もこちらに向かって確認しなければなりません。その間にマニュアル通りに警報解除を試みますが、うまくいかずに警報が鳴り続けます。やっとのことで警報を止めることができましたが、5分もすると再び警報音が鳴り始めその繰り返しです。警備会社の方も到着してどうやって対処しようか3人で色々と試みますがうまくいきませんので、前回同様に火災報知器会社に深夜にも関わらずに電話をして止め方を聞きました。その結果、警報ベルは鳴らなくなりましたが、警備会社の警報音が連動してやはり5分ごとに鳴ります。もう午前3時を回っていますが、仕方なしに私が起きて5分ごとにそのリセットを繰り返すはめになりました。しかし流石に朝までつきあってられないので一人で思案していたら、昔の人なら誰でも一度は試したことがある電源を一度落とすことにふと気づきました。更に停電時の予備電源の線も同時に抜いたことは言うまでもありません。これで朝まで安眠です。

翌日には、我が家の蛍光灯が切れて付け替えましたが、光りません。多分元の基盤がいかれたので、電気屋さんに後日その部屋の電灯を全てLEDに交換してもらうことになりました。LEDへの交換の場合徐々に変えていかないと工事費がかなりかさみますので、自宅兼診療所ではLEDに置き換えたのはまだ2割弱といったところでしょうか。長い目で見れば早くLEDに変えたいのですが、先立つものも必要で一気に交換できません。そして火災報知器もLEDの交換も大騒ぎした10日後には全て工事完了しました。

この自宅兼診療所も今年で築四半世紀になり、色々なトラブルが発生するようになりました。まだひどい雨漏りはありませんが、台風が来ると翌日に天井が少し濡れてシミになることもあります。人間も建物もそろそろ最終段階に入ってきたのかもしれません。

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