運動会は雨でも決行~その2~

前回からの続きです。朝から雨天決行の運動会でしたが、雨脚は朝よりも少しずつ強くなって運動場もぬかるんできました。学年別対抗リレーでは選手も足をとられそうになって走りにくそうです。それでも子供たちはびしょ濡れになりながら頑張っています。我々はテントの中や傘をさしていますが、彼らには雨宿りがありません。良いのか悪いのかは別として今年の運動会は記憶には残るでしょう。

雨で運動会は午前中の短縮プログラムで終了となりましたので、午後は急遽カーナビで目的地を有田市に変更です。こういう事態ではカーナビはとても便利だと再認識します。高速道路に乗って30分でインターチェンジを降りれば目の前に有田陶器市2019という大きな立て看板が立っています。毎年連休中にこの陶器市の来場者は100万人に達するという大イベントですので正面から向かえば大渋滞にはまってしまって駐車場に止めるだけでも大変です。そこでメイン会場から離れた深川陶磁器や柿右衛門の窯がある郊外を中心に観て周ることにしました。私は個人的にはあまり陶芸に興味がありませんので、このような予想外の事態に備えて観光の準備をしていたのは家内でした。私もPCで有田焼を伊万里焼と呼んで、江戸時代の陶器を古伊万里と呼んで近代に伊万里市で焼かれたものを伊万里焼と呼ぶなど前日に一夜漬けで予習はしておきました。しかしいざ鑑賞して楽しむにはそのようなウンチクは必要ありません。家内は昔からウェッジウッドに興味を持ちバースデープレートを集めたりして陶芸には興味がありましたので、陶芸鑑賞では黙って金魚の糞のように後ろにくっついて歩きます。陶芸の価値はあまりわかりませんが、見た目にいいなと思う陶器はやはり値段も高いのは事実です。私の知らない世界を偶然にも今回観ることができたのは運動会の雨天決行のおかげです。夕方まで陶器を鑑賞してそれから早めに本日宿泊予定の旅館に向かって夕方5時には古湯温泉に到着です。

本日は鶴霊泉という旅館で名前の由来は鶴の恩返しを意味するそうです。我々は温泉旅館で打ち上げです。湯船につかった後にご当地の食材を生かした料理に舌鼓をうちます。朝から強硬スケジュールに運動会観戦もあって酔いも早く食べたらすぐにバタンキューと寝入ってしまいました。翌日は以前にもここの古湯温泉で陶芸体験をさせていただいたお店があり陶器の絵付け体験をしました。そこで昼まで時間をつぶして午後に次男を学校に迎えに行き車で一緒に帰省です。本日から代休も含めて次男は8連休の始まりです。連休後はすぐに中間試験が控えていますので、明日からは数学や英語の宿題と試験対策を一緒にする予定です。長女と長男の運動会は過去の記憶となり残る運動会は次男だけです。一緒に走って時間を共有できるのもあと数年です。この12年間で長女から長男そして現在は次男へとバトンを渡して残りのコースを一緒に走っていますが、遠くに白いゴールテープが見えてきました。楽しいことは過去にもたくさんありましたが、一番楽しいことは何といっても「子供達と一緒に並走すること」だと確信しています。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です