同級生ってやっぱりいいね!大学編

駆け足でしたが、一泊二日で大学の同窓会と学会に参加してきました。今回も久しぶりの上京で飛行機が東京に近づくにつれて昔の記憶が蘇ってきました。今回は羽田空港からリムジンバスで都心の新宿まで行ったのですが、右手に東京タワーや左手に代々木公園を見ながらおよそ1時間で京王プラザホテルに到着しました。残念ながら東京スカイツリーを眺めることはできませんでした。首都高速から新宿に降りてあの高層ビル群の連なりを見ると学生時代に戻ったような気分になります。

昔は医師国家試験が4月上旬に行われてその後結果発表までに1か月くらいかかり、ほとんどの同級生は医師免許取得後の6月1日から医師として働き始めていました。ですからプロ野球選手の元旦が2月1日のキャンプインのごとく、我々の元旦は6月1日といってもいいかもしれません。毎年この頃になると「もう何年目になるなあ」と感慨深げになります。今年は卒業から24年が経過し25年目に突入して、もう四半世紀も医者をやっていることになります。同級生の数名は母校の教授となり活躍しています。我々は昭和63年に卒業して医師としての事始めが6月1日でしたので、4年に1回の同窓会はそれに合わせて6月3日に一番近い土曜日に東京の新宿で開催されることになっています。

会場に到着すると懐かしい顔ぶれに出会い、会話は昔のままです。一人一人の挨拶は誰も皆言いたいことがたくさんあり、予定時間を軽くオーバーしてしまいました。今回は50名前後の出席でほとんどは関東近辺の同級生が多かったのですが、私と同じように遠方から来ている同級生もいました。勤務医と開業医が半々もしくは開業した同級生の方がやや多いでしょうか。皆それぞれの人生を歩んで年輪を感じ、いい顔つきをしています。いつも思うのですが、仕事で同窓会を欠席する場合も多々ありますが、このような会に参加する同級生はある程度自分の仕事や気持ちに余裕がないと参加できません。今回も皆の笑顔を見て元気を分けてもらいました。こういう場って別に会話なんかしなくても、遠目で「あいつも老けたとけど、やっぱ全然変わってないや」と眺めているだけでとても楽しいのです。宴もたけなわ、隣に座った仲のいい同級生とたわいもない会話が弾みます。また学生時代にはほとんど話さなかった同級生でも隣あえば会話が弾みます。現在の仕事のことや子供のことなど話題は尽きません。二次会まで参加しましたが、あっという間に日付が変わりお開きとなりました。学生時代には明日のことも考えずに、朝まで飲み明かしたことが何度もありました。しかしこの年なると皆「午前様は翌日が結構つらいよね」と言います。ここでも四半世紀の時の流れを感じざるをえません。

次回は4年後のオリンピックイヤーの6月4日の土曜日に再会を約束して同級生たちと別れました。折しも次回の2016年は大学創立100周年にあたる年だとのこと。今回以上に多くの同級生と再会したいですね。翌日は学会に出席して少しだけですが、新しい知識を吸収して機上の人となりました。同級生ってやっぱりいいね!

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