ネットで買い物

最近になってやっとネットで買い物ができるようになりました。以前はネットで一度クリックしてしまうと後戻りがきかなくなるというとてつもなく目に見えない恐怖からネットでお金をやりとりすることは自分の中では絶対的な禁忌でした。しかしどうしてもほしい本があってそれがネットのアマゾンのHPですぐに購入できることを知って、恐る恐るネット購入を試みたのが事の始まりです。それがうまくいくと次は羽田行のエアチケットやホテルの予約などもネットで自宅にいながら購入するようになりました。しかし原則購入代金は宅配業者に代引きかコンビニで支払いをしています。なぜならさすがにクレジットカードが絡めばもしもベネッセのようなことになったときに知らないうちにカード番号が外部に漏れるなんてことがないとはかぎりません。そういう理由から買い物に失敗してもあまり被害が少ない書籍を宅配業者による代引きで始めたのです。その際に代引きで300円程度かかりますが、ちょっと車で本屋に行ってもお目当ての本がなければまた別の本屋さんに行きますが、この田舎では多分お目当ての本はみつかりません。ネットのアマゾンで調べれば在庫があれば早ければ翌日には手元に届きます。自分の探す手間や時間を考えれば300円は田舎者にとっては安いと思います。唯一心配なのは手に取って内容を覗けないことです。だから最高でも数千円の書籍なら失敗しても「まあ、それくらいならいいか」で済みます。高価な品物で手に取ってみないと中身がわからないものはなかなかネット購入をする気にはなりません。

しかし現在自分が使っているPCはDELLのネット販売で購入したものです。昔なら絶対にしなかったのでしょうが、PCも昔と比べて高価な買い物ではなくなってきたということでしょう。しかもPCもこれだけ世の中に普及しているのでちょっとした安い時計やテレビを買う感覚に変化してきたために10万円程度の精密機器もネットで買えるようになったのだと思います。さすがにいくら普及したといっても車をネットで購入する勇気はまだありません。そのようにどんどん拡大解釈していき今では先にお話ししたような羽田行のエアチケットを予約して購入は近くのコンビニで支払うようになりました。すると当日に航空会社のカードを搭乗カウンターで「ピッ」とかざすだけで終わり。「なんて楽なのだろう!」と改めて文明の利器に感謝しています。そして羽田に降りてからもICOCAなるカードをモノレールからJRや地下鉄まで改札でかざすと切符を購入せずにフリーパスです。

今後更に買い物がネットで簡単にできることは地方に住んでいる者にとって非常に便利なことです。しかし手に取って肌触りなどの感覚を確かめるような衣類などはいくら返品可能であってもその面倒くささを考慮すればまだまだウインドウショッピングも必要でしょう。このようにほとんど全ての物をネットで購入でき宅配業者とコンビニの普及で翌日には欲しい品物が手元に来るようになった時代、これはまさしく人類の英知を結集したネット販売網の最高傑作であるといっても過言ではないと思います。

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