朝昼晩の4T

先日、車のラジオで朝昼晩に3Tをすると有意義に過ごせると誰かが言っていました。朝の頭が冴えているときに前日までに吸収した知識を整理するための「アウトプットの1T」、昼からは多くの知識を吸収するための「インプットの2T」、そして晩は昼間の全ての事象を終了させて明日のために頭を切り替えるための「リセットの3T」で、「この3Tをうまく使いこなせばあなたも有意義な人生を送れます」とのことでした。「なるほどこれはうまいこと言うな」と思いながらその時は車を走らせていました。

それから1週間が経過して再度3Tが気になり「あの時の3Tは何のTだっけ?」と思いを巡らせますが、2Tまではアウトとインの対義語ですのですぐに思い出せます。しかし最後の3Tが頭に浮かんできません。そしてやっと「リセットのTだ!」と思い出します。そして再度その3Tを自分にあてはめてみると1Tと3Tはしっかりと腑に落ちるのですが、午後の2Tがイマイチなのです。自分の生活スタイルの中ではどんどん知識や事象を吸収する時間帯は午前中なのです。朝イチのアウトプットは自分が昨日までに吸収した知識や事象が確実に定着しているかを確認するためですので理にかなっています。しかし頭にドンドン吸収できるのは頭の冴えた午前中で午後ではないのです。昼食後に午後の能率アップを図るために20分程度の仮眠をするのが私の日課ですが、それでも午後には睡魔に襲われたりして効率よくインプットできないことが多いのです。学生が午後の授業中にウトウト昼寝してしまうのと同じです。ですから午後はもう少し行動的にチャレンジをした方がよいのでは思い「トライのT」に変えてみました。よって午後は「トライの3T」で晩は「リセットの4T」です。皆さん、どうでしょう?この方がスッキリしませんか?晩の「リセットの4T」は朝イチの「アウトプットの1T」と同様に大賛成です。翌日までつまらない事を残さないために自分をリセットする時間が必要なのです。私の1日のタイムスケジュールの中ではどんなに忙しくてもスポーツジムに行って汗を流して大浴場に浸かります。365日毎日は不可能ですが、できる限り行くようにしています。その「私の4T」によりその日の夜が気分一新できて1日の仕事時間とプライベート時間を分ける役目もしています。ですから私にとっては3Tではなく4Tなのです。

自営業を始めて来年で20年目を迎えます。最初はガムシャラに24時間リゲインを飲まずに戦ってきました。子供が成長していくにつれて何を優先順位の上位に持っていくかを悩みました。それならば「今がファースト」で優先順位をつけました。周囲からは冷ややかな目で見られたこともありました。50歳を過ぎて三途の川の向こう岸がおぼろげに見えてきました。今このブログを読んでいるあなたの場合、「現在の自分の置かれた立場ではそんな事できないよ」と言われるかもしれません。またこの「私流の4T」があてはまらないかもしれません。それはそれでいいのです。以前に「今でしょ」が流行語になりましたが、「今がファースト」で今できることをやればよいのです。後に振り返って後悔しないように。

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