宝くじの当たる確率

年の瀬になると年末ジャンボ10億円とテレビコマーシャルが頻回に流れます。当たれば一攫千金の大金持ちですが、世の中そんなに甘くありません。私は25年前に一度だけ宝くじを購入したことがありますが、たった一度きりでその後は買いたいとも思いません。当時宝くじを買った理由はちょうど年末の宝くじが販売された12月のある夜の夢に白い大蛇が出てきました。その時何かいいことがある予兆かもと思いたまたまテレビで宝くじのコマーシャルをしていましたので30枚くらい買いました。当時はまだ1億円だったような気がしますが、はっきり覚えていません。勿論結果はかすりもしませんでしたが、一応同じ市内で一等の1億円が出たと話題にはなりましたので私よりもっと大きな龍の夢を見た人がその幸運を掴んだのでしょう。その時の教訓で他者に運を委ねるような行為は二度としないと心に決めて今日に至っています。

今回この話題を出したのは最近何かのコラムに本日のお題目が掲載されて読んだのがきっかけです。現在の110億円が当たる確率は何百万に1人だそうです。日本の人口が1億人でも宝くじを皆が買うわけでもないし、購入する人は1枚のみ買うわけでもない。最低でも10枚、いやそれ以上買っているかもしれません。その配分や比率を計算すると何百万分の1らしいのです。この宝くじが当たる確率はハイリスク・ハイリターンの投資などで大儲けする確率よりはるかに低いそうです。言われてみれば当たり前の話ですが、10万円の当選確率だったらもしかしたら投資といい勝負になるかもしれません。それがそのコラムのオチでした。私は株もしません。私がしているそのような投資らしきものは多分定期預金の金利分くらいしかありません。「もし投資と宝くじをするならどちらで夢を見たい?」と質問されたら迷いなく投資と答えるでしょう。なぜなら運のすべてを黙って他者に委ねるのか、少しでも自分が関与して当たる確率を上げるかの違いで投資にすると思います。しかし投資をするにしてもまずは投資とは何かということから勉強を始めてそれからどこの株を買えば儲かるかなどの情報をインプットした後に自前の少額の資金で株などの購入をして投資をすると思います。何も考えずに購入するなら多分宝くじと同じくらい低い確率になると思うのです。ですから私の場合投資を購入する前段階までに相当時間がかかる計算になります。その費やす時間や労力の手間暇を考えたら全く自分の限られた時間を投資するには見合わない換算になってしまうのです。それだけの時間とお金を費やすならもっと他にやりたいことがたくさんあります。結局は自分の中では投資などのギャンブル性のあるものは非常に優先順位が低くなります。

今回のコラムを読みながらあらためて自分の中で宝くじやギャンブル性の高い投資はこれから先もあり得ないなと思った次第です。以前の国会でカジノ法が承認され具体的な法案が審議されて東京五輪前後から大阪などで解禁される予定です。個人的な意見ですが、あまり好ましいことと思えないのは私だけでしょうか。

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