次男の文化祭は3回目

前日の大雨も上がり朝から残暑の厳しい1日でした。中3になった次男は文化祭で今年から学年で催しの責任者である文化祭実行委員になりました。微力ですが少しでも文化祭を盛り上げる役目になりましたのでそれはそれで頑張ってほしいものです。そのように少しずつ成長していく姿を見たいがために今年も佐賀まで日帰りで行ってきました。昨年までは朝一番で乗り込んで昼前には疲れて昼食を食べて早々に引き上げていましたが、少しは学習をして午前中は文化祭自体の企画があまりないことに気づいて今年は少し遅らせて行くことにしました。新幹線と高速バスでインターに到着したのが丁度お昼時で我々も早めの昼食休憩を高速のサービスエリアでとっていました。そうすると早速次男から携帯が鳴ります。彼は文藝部も兼部してそちらで飲み物を提供する係もしています。意外にお客さんが多くて飲み物がなくなりそうなので買ってきてくれとの注文です。サービスエリアの飲料水売り場を探しますが、なかなかこれといったものがみつかりません。あっても全て1Lのペットボトルで大きな2Lボトルはなくまた気の利いたジュースもそんなにありません。そこで6本ほど買い込みそれをリュックに背負って小高い丘の学校まで山登りとなりました。そんな状況を予測してリュックを持ってきていたわけではありませんがとても重宝しました。坂を上ること15分で校門に到着ですが、残暑の中で汗だくとなり負荷のかかった良い運動をさせてもらいました。

到着したのが正午過ぎですぐに次男にペットボトルを渡しました。丁度昼の休憩を挟んでいましたのでほとんど何も企画はありません。午後からの企画開始の前に一通りの展示物を見て回ります。どこも混んでなくて1時間弱で見学や鑑賞は終了です。次男の文藝部での創作文をまず読みます。夏休みの読書感想文ですらまともに書けないほど文字音痴な次男ですが、創作文を読むと一体誰がゴーストライターかと思うほどの出来栄えです。きっと昨日まで部長や文藝部の顧問の先生の添削が大変だったことが予想されます。結果として別人が書いた文章として印刷されて親としては複雑な思いで我が息子の創作文を読んでいるうちに午後の部が開催となります。次に学年での企画を見に行きます。次男が文化祭実行委員として催しを取り仕切っています。そのような姿は自宅では見ることが皆無ですのでそれを見るとこの2年半の成長ぶりがうかがえます。親バカかもしれませんが、それはそれで寮に入って日々成長する子供の姿は頼もしいものがあります。企画自体は中3らしいもので外部者から見るとなかなか内部事情がわかりませんので意味不明の部分も多々ありましたが、それはそれで良しです。その後体育館でダンスや音楽を鑑賞して午後3時過ぎには終了となり今年の文化祭は昨年と比較して子供の成長を見ることができた貴重な1日でした。あと何回かこの地に足を踏み入れることはありますが、初々しい入学からもう少しで折り返し地点を迎えます。歳をとってくると若い頃と比較して日々の時間経過のスピードがとても速く感じられます。

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