医師会理事はあと残り1年

徳山医師会会員になって早20年が経過しました。昨年までは副院長でしたので正会員でしたが、開設者や院長職の1号会員ではなく2号会員でした。昨年、院長交代しましたので晴れて?1号会員となりました。1号や2号の正会員とは関係なく医師会の理事はある程度年数がたてば順番で回ってきます。周南市を西部、中央、東部という地域ごとに分けて割り振ります。会員の少ない地区では開業5年程度で回ってくることもありますが、この新南陽地区は会員が多いため20年目にして初めて回ってきました。昨年の6月から微力ながら徳山医師会のお手伝いをさせていただいています。理事になるまでは遠目から見て「面倒くさそうで嫌だな」という印象だけでしたが、実際やってみると組織というものの動きが見えてきてそれはそれで勉強になることも多々あります。また理事になると行政の各方面との橋渡しになるための委員などが割り当てられます。私の場合は内科で市から委託された住民健診をしていますので、住民保険行政の委員に割り当てられ年に数回ほど現在の健診システムの効率化や来年度以後の健診の改善点やいかにして市民に住民健診に関心をもってもらうかなどを話し合う会合に出席しますし、県の医師会にも年に数回程度は出席して現状の報告を聞きに行くこともあります。押し並べて平均すれば2か月に1回程度は会合に出席して医師会内部の理事会も月に1回から2回あります。理事になるまではもっと忙しそうで面倒くさそうに見えましたが、実際にやればまあこんなものかというが実感です。6月下旬に医師会の定期総会が行われ1年の経過報告がされました。私たちの平理事は黙って座っていればよいだけですが、執行部である幹部理事の先生方はいろいろ業績の指標である小難しい営業利益や損益や貸借対照表やキャッシュフローを発表されます。個人的には自分の医院の売上表を税理士から見せてもらいますが、内容はさっぱりわかりません。本当は理解しなければいけないのかもしれませんが、何度理解しようとしてもすぐに忘れてしまいます。結局のところ収入と支出の差が黒字であればそれで良しという単純明快な指標しか私の頭の中には入力されていません。何か自分の医院が大ピンチになれば背に腹は代えられずに必死で勉強するのでしょうが、今は必要ないようです。

理事の任期は2年ですのでやっと折り返し地点を回ったところです。最初の1年は見ることすること全てが初めてでしたのでかなり戸惑うこともありました。しかし2年目は1年目と全く同じ流れで仕事をこなしていけばよいのでかなり楽になると思います。会長や副会長などの役職の先生は何年もこの仕事をされていらっしゃいますが、平理事の私からすれば自分の仕事にプラス社会奉仕的な理事長職をされておられますので頭が下がる思いです。私は性格的にこのような理事職には向いていないと実感していますので、来年の任期が終了すれば次の先生にバトンタッチの予定です。新南陽地区は私の後にも順番で理事になる先生が多くいらっしゃいますので安泰です。あと残り1年を無難に平理事職をこなしていこうと思っています。

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