エビス生と東京カオマンガイ

最近、上京するとよく立ち寄る店があります。東京駅前のオアゾの丸善書店には必ず寄りますが、その前後に駅地下のエビスバーに行きます。カウンターやテーブルがありますが一人ですのでカウンターです。おしゃれな雰囲気で一人でも気軽に30分程度ひっかけるという感じのお店です。もともとエビスビールは好きですし、一人で長居せずに都会の雰囲気を味わいながら喉を潤すような店はないかと探していたところ書店の前に丁度手頃なエビス生の直営店を見つけたのです。琥珀生1杯500-600円で、ちょっと都会を歩き疲れた時の一時的な休息で立ち寄るのです。複数で行動すればもっといろいろな良いお店も多くあるのでしょうが、やはり単独行動の方が気楽です。それから都会のオアシスならぬオアゾの本の森に入ればそこで数時間は費やせます。

今回は新たにタイ料理の店を常宿の近くに見つけました。一軒目はアロイナタベタというタイの雰囲気を模したプーケット直営のお店で私たちが以前プーケットの屋台によく行っていた現地のお店の雰囲気そのままでした。もう一軒の東京カオマンガイというお店も綺麗とはお世辞にも言えませんが、タイの屋台そのものです。そしてそこの看板メニューはタイ料理の定番であるカオマンガイという鳥めし風の料理です。そこではその料理を目当てにお客さんがやって来ます。ここに来るお客さんは私も含めてですが、タイに旅行した時に屋台料理を堪能した方が多いと思います。日本の衛生面のレベルから言えばタイの屋台のレベルは決して良いとは言えませんが、それでもそれがあちらでは普通なのです。東京のど真ん中にあるため少し違和感はありますが、食べてみると700円そこそこで「いけるじゃん」という美味なわけです。お腹を空かせている場合それだけでは物足りませんので今回はその2軒をはしごすることにしました。まずはすきやの牛丼を軽くひっかける感じでカオマンガイを食べるのにものの15分を費やしてから2軒目でタイの地ビールと1品料理を数品オーダーして3000円程度でおよそ1時間弱です。いつも思うのですが、東京は食べ物屋に関しては星の数ほどあり上を見れば天の川ほどきりがありませんが、お手軽なお店でちょっとした満足感を味わうにはとても便利な場所です。特に地方出身のおのぼりさんにとっては上京の都度「今回はここへ行ってみよう」と行く前からネットであれやこれやと調べるのも楽しみの一つです。そして全てのお店が当たりとはいきませんが、その中でお気に入りのお店をいくつか持っておくと一人行動でもとても便利です。

そして最近は必ず宿泊する常宿、これも決してリッチではなく立地が良く8500円という安さでビジネスマンご用達です。なんとこの値段で朝食付きでサウナ付き大浴場で夜、朝と合計2時間くらい湯船に浸かってのんびりします。お金をあまりかけずにひとりぼっち行動でリラクゼーションです。そして湯船の後に自分のための仕事兼遊び兼単位取得の学会出席です。ちょっとした工夫をすればそんなにお金を使わずにひとりぼっちでも楽しむ術を最近かなり習得したように思えます。

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