令和元年総括と一周忌

今年もあと1日となりました。このブログを読まれる頃は新年になっているかもしれませんが、昨年末からの父の病状が悪化して今年の初めに亡くなりましたので、もうとっくに喪が明けていい時期なのですが、まだ喪に服していますので2年連続で年賀を出していません。これから先2年続けて年賀を出さないなんて多分自分があの世に旅立つときしかないような気がします。今後は葉書での年賀は減少して、メールやスマホでの年始のご挨拶が増えていくかもしれません。今年の1月10日に父が亡くなりましたので、1周忌は本当なら年明けにしたかったのですが、年始早々で曜日の関係やお寺や我々親族の都合もあり先週の慌ただしい年末に早々と終わらせました。父が倒れてからバタバタと診療所の継承新規開設をして、看病しながら半年を経て亡くなったら亡くなったで戸籍変更などの手続きの嵐でお役所詣が続き、それが終わったと思ったら遺産相続手続きが始まり気付いたら1年半が経過して今回の1周忌を迎えていました。葬式までは勢いの如く時が流れて49日までは気も落ち着かずにバタバタしてやっと納骨の時に少し故人を想い振り返ることができましたが、本当にやっと全てが終わったと心底思うのは遺産相続税を銀行から振込みその後に1周忌を終えて新年の年賀を書く頃になるのでしょう。そういう意味で今回の1周忌は過去の決別と未来志向に変わる時期がやっと来たのかなと感慨にふけっています。また先日のブログでも書きましたが、新規の個別指導が終了するまでは仕事もなかなかギクシャクしていました。また2年程度先にやって来る遺産相続税務調査もあります。2年先の事なんて鬼ではなくお役所も笑いそうですが、それでも痒くもない目の上のたん瘤を触れられそうで今から溜息が出ます。しかし一応この1周忌を機に新たな歩みをやっと踏み出すことができそうです。

今年を振り返ると後にも先にも親の事で振り回された1年でした。巷では令和となり新しい時代になりましたが、私からみれば令和2年が令和元年の1年遅れで事が進んでいきそうです。その他に今年は何があったかを思い出そうとしますがなかなか思い出すことが困難です。世の中はラグビーやTokyo2020で盛り上がっていますが、私の中ではやっと余裕をもって周りを見渡せるようになりました。バタバタしている間にいつの間にか長男が我が母校の後輩となり医学への道の一歩を踏み出して嬉しくも一方では大変な道を選択して身も引き締まる思いです。時代が異なるので昔とは比較できませんが、親の子供への介入が少子化のためか明らかに強くなっています。亡くなった父は私が大学時代に上京したことは一度もありませんでした。一方で私は学会出張を絡めて今年だけで3回も子供の大学関係で上京しています。それが良いかどうかは別にして、自分の最後の一瞬に「自分は良い生き方をした」と思えるように生きて行こうと決めた結果が今の自分の行動に反映しています。2020年は更にその思いを遂げることができるように頑張っていきたいと思っています。年明けのブログは令和2年ですが、私にとっては元年の始まりです。

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