コロナ第七弾、ステイホーム週間の過ごし方

先週からステイホーム週間に入っていますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?例年なら我が家も子供たちが帰省して楽しい時間を送っています。しかし今年は上の二人は都会人ですので帰省不可で寮に籠っています。特に長男は3月までは割烹でバイトしていましたので「頼むから今はバイトを止めて」と命令しました。明日の食い扶持が困るなら別の手段を考えなければなりませんが、当面の生活がどうにかなるのであれば「8割接触減」の合言葉に東京都民そして関東一円の住民が協力して達成しなければひいては身の破滅に繋がることにもなりかねません。長女はその点では人並みの考えを持っていてこのような緊急事態の時はじっと部屋に籠って実家に一報の連絡さえよこしません。こちらが「娘は元気か?」と心配して電話しても出てきません。そのうちやっと向こうからメールが来て「元気」と一言で終了です。二人の行動を信用していますが、一抹の不安もあります。

一方で次男は高校寮から一歩も外出できずに悶々としているようです。通常なら連休は帰省しますが、今年は帰省していません。なぜならお隣の福岡県が緊急事態宣言で新型コロナ感染者が増加していますので、もし一度帰省したら連休後に帰寮しても2週間は寮の部屋で隔離されて学校にも行けない規則になっているからです。この非常に厳しい規則で学校側が寮の対応を取っていますので、寧ろ親としては帰省させるよりも寮で連休を過ごさせる方が安全だと判断したのです。また郵便や宅急便で荷物を送って寮に配達されても24時間受け取れません。なぜかと聞いたら到着後に保管して1日かけて消毒をする徹底ぶりです。ですから寮への出入りの業者さんもいちいち検温して配達をしているようです。医学的にみれば一部は行き過ぎかもしれませんが、そこまで徹底されていますので親からすれば頼もしい限りです。また今までは寮にはスマホやパソコンなどの持ち込みは禁止で当たり前のことでしたが、今回を機にZoomを使用したオンライン授業が学校でも自宅待機の生徒に開始されたため、寮生も個人がネットに繋がる環境がないと授業に参加できません。寮生皆にPCを供与することも不可能ですので一気に寮の環境も激変しています。

そんな中でのステイホーム週間です。普通なら自分としてはすることがなくて「暇!」と狂いそうですが、最近は数学に興味を惹かれて現在は黄色チャートの数Ⅲの問題を解いています。数学の面白いところは解けたときの爽快感と難問にのめり込むと数時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。このような時間の使い方を「もったいない」と捉えるのか、一方でつまらないバラエティー番組を観た後で「面白かった」と単純に思うのかは人それぞれの価値観の違いでしょう。個人的にはこのステイホーム週間は自分のやりたい世界にどっぷり浸れて充実した日々を過ごしています。このようなステイホーム週間や緊急事態宣言下の社会は将来あってほしくはありません。来年の今頃そして10年後のゴールデンウィークに「あの頃は大変だったなあ」と国民の記憶に大きく残ると思いますが、今はただただ「忍」の一文字に尽きます。

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