クリスマスって

毎年、クリスマス1か月前になると気がそぞろになってきます。「今年はクリスマスツリーを去年のものをそのまま出そうか?今年は少しイルミネーションを華やかにしてみようか」などなど。今年の11月中旬もそわそわしていました。毎年11月初旬になるとFLOSという徳山にあるお店から1枚の葉書が届きます。FLOSというお店はいろいろな国の気の利いたオシャレな日用雑貨から小物や家具を扱っています。当院が1999年にリニューアルオープンして以来、毎年のクリスマスグッズでお世話になっています。

「さて、今年の冬は?」と毎年悩みながらお店を見て回り、グッズを購入してツリーの飾りつけをお願いします。素人でも飾りつけは可能ですが、やはりプロにしていただくとツリーが一段と映えます。11月下旬にツリーの飾りつけが終わるころには、この町の周囲もクリスマスイルミネーションの花が至る所に咲き乱れ始めます。

非常にローカルなお話になりますが、「自分の周りで好きなクリスマスのイルミネーションは?」と聞かれたら、近所で庭の木々に富士山をイメージしたイルミネーションを毎年飾る家庭があります。非常にシンプルですが、至る所に同じようなクリスマスイルミネーションがある中で、一際目立っていて個人的に気に入っています。また最近は各家庭がお互いに競うかのようにイルミネーションを飾られ、車で通るときにドライバーの目に留まるという光景も多くなりました。毎年そのイルミネーションが登場すると、今年も残り少なくなったなあと感じます。しかし何と言っても徳山のツリー祭りも捨てがたく、地元民としては年末の一大イベントでしょう。ネットでも雰囲気を垣間見ることができると思います。今年は省エネ対策でLEDをたくさん使用して青白い幻想的な雰囲気を醸し出して、去年とかなり趣が異なるように思います。

皆さんも毎年同じ時期にテレビを見て、あるいはこの季節にここを通ると「この1年無事に過ごせたなあ」って感じることがありませんか?清水寺の世相を表す一文字も私にとっては年末を感じさせるひとつの大きなイベントです。また12月の第1日曜に防府の大道小俣地区でのお笑い講、これもローカルな話題で必ず地方放送局で放映しますが、笑うことにより一年の収穫に感謝し来る年の豊作を願うという趣旨の奇祭もそのひとつです。最近は、全国版にも登場するようになってきました。福岡国際マラソンの優勝者のインタビューと同時にこの奇祭を暗くなった日曜の夕刻にテレビで見る頃には正月の足音が一歩ずつ大きくなり近づいてきています。

毎年の同じ光景を同じ気持ちで見ることができるのって平凡かもしれませんが、「もしかしたらとっても幸せな1年を過ごせたのではないかなあ」って最近思うのです。今回は当院のクリスマスツリーの写真を掲載します。まだ、20日ばかり残してはいますが、皆さんのこの1年はいかがでしたか?

椎木内科循環器科のクリスマスツリー

カテゴリー: 日常のこと パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です