年男の偶然と人生との時間軸

新年あけましておめでとうございます。
今年も週1のペースでブログがんばりたいと思います。
よろしくお願いします。

今年の最初にかかげたお題は少々難しそうに見えますが、頭の体操と思って読んでみてください。

父84歳(12x7)、自分48歳(12x4)、長男12歳(12x1)、
84-36=48、48-36=12

この数字を見ていかがでしょうか?偶然にも12年に1度の辰年が3人に一斉にやってきます。12年前の36歳のときに医師会から依頼された年男の投稿文で「年齢÷3=現在の自分の人生を一日に換算した時間」という内容で書きました。そのときの内容は「自分の年齢を3で割るとそれが今日1日の現在の時間という意味です。具体的には47歳なら3で割り15余り2。15と2/3時、つまり午後3時40分となります。これは人生72年を基本に考えた場合の計算方法です。なぜなら72歳÷3=24時。つまり夜中の12時になるからです。しかし現在の日本の超高齢化社会にはこの計算法はあわなくなってきましたので、今回12年ぶりの大幅改定となりました。自分たちの人生はこの世に生を受けてから神に召されるまで何十年とあります。後で振り返ると、長いようで短いようでもあります。自分たちの一生を1日の時間軸にたとえると自分たちの現在の立ち位置がわかりやすいのではないかと思います。

それでは、早速12年ぶりの改訂版をお見せしましょう。夏の朝を思い出してみてください。朝日が東の空から昇ってきます。およそ午前6時頃でしょうか。今度は夕日を想像してみてください。午後7時30分頃には夕日が沈み、薄暗くなり午後8時には暗闇になります。その間14時間です。現在の日本の平均寿命から人生84年と仮に仮定すると、84÷14=6です。つまり自分の年齢を6で割り商と余りを求めて商に朝6時の6を足して余りに0を書き加える。例えば私は48歳だから48÷6=8・・・0。商の8に朝の6時を足して8+6=14時。つまり午後2時。余りの0に0を書き加えて00分。よって私は今1日のなかで午後2時00分を生きています。27歳だったら同じように27÷6=4・・・3。4+6=10。3に0を書いて30。つまり午前10時30分。64歳だったら同じように64÷6=10・・・4。10+6=16。4に0を書いて40。つまり午後4時40分になります。ではご自身の現在の時刻を計算してみてください。以外にまだお日様が高いなあと感じた方もまたもう夕暮れかなあと思われた方もいらっしゃるはずです。

こうしてみると自分の人生は短いようでもあり、実は長いようでもあるのかなと思います。これからの皆さんの人生にもいろいろな荒波が待ち受けているかもしれません。そのような場合に思考回路の転換の一助にふっと思い出していただければ幸いです。次の12年後の年男の投稿にはどのような数字の妙を書こうかと今から次の迷題に取り組もうと思っています。なかなか親子三代の数字の妙を書くのは簡単ではありませんね。

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