少しは馴染んできた予備校生活

次男が広島の予備校に通い始めてから早2ヶ月が経過しようとしています。毎朝8時に自宅を自転車で出発して在来線と新幹線に乗り継ぎ最短で65分で予備校に到着します。なぜわかるかと言うと最近はどこの予備校も入館と退館時に自分の学生IDをかざすと即座にその情報がネット経由で自らのPCに送られてきます。そのため自分が仕事中でも「何時何分に入館しました」とメールを見て「無事に到着したのだ」と分かる仕組みになっているのです。ひと昔前と比べれば便利になったものです。また授業を終えた後も自習室に残って全て予備校で勉強を終わらせて帰宅しますので、帰宅時間は毎夜10時を過ぎ、帰宅後は食事と入浴とほんの1時間程度の自由時間でネットなど楽しんでいます。昨年の今頃と比べたら同じ受験生でも雲泥の差です。学校では授業もまだ受験範囲さえ終了していませんでしたし、受験に関係ない授業も受けなければなりませんでした。そして定期試験や模試も受けていましたので、余裕なんてあるはずもありません。一方で今年は全て授業が一応終了した状況での浪人生活への突入ですので現役生に比べれば有利に決まっています。しかしそれも夏頃までで秋になるとグンと現役生が伸びてきますので夏までにできるだけ頭の皴を伸ばしておかなければなりません。そして受験の天王山である夏まであと1ヶ月といった頃が現在の6 月なのです。第1回目の模試の結果も出ましたが、相変わらずで「本当に大丈夫か?」という不安しかありません。

先日、夏期講習についてのお知らせがありました。通常なら全て込みの値段で1年分の予備校の授業料を払ったつもりでしたが、相手もしたたかで別途追加料金で「弱点補強」とか「実力強化」など多彩な文句で誘惑してきます。子供も初めてなら親も初めてです。上の二人も予備校に行きましたが、行った予備校が次男と異なり割高でしたが、全て込みの予備校でしたので、途中でお金について悩むことはありませんでした。そして巧みな言葉に踊らされてはいけないと思いながらも、結局は親バカで「一浪で終わりにするならここはケチってはいけない」と予備校側の魂胆に乗ってしまいます。7月中旬から8月下旬までの2ヶ月弱で一気に追い込みをかけなければなりません。また夏期講習前に三者面談もあり更に親子ともども精神的に追い込まれていきます。

まだ最終的には決めていませんが、次男の場合は昨年同様に9月下旬から他の受験生とは異なり推薦入試が始まります。そして11月には本試験もありますので、予備校の夏期講習や9月から12月までの授業にはなかなか馴染むことができません。そのためにこの夏休みの天王山をいかにして乗り切るかがとても重要になってくるのです。昨年の失敗を教訓にして今年はいかにすべきかをあらかた決めているのですが、それが正しいかどうかは合格通知でしか証明できません。そのためにもこの数ヶ月が特に今年の受験には非常に大切な時期になります。受験なんて過ぎ去れば良き経験になりますが、全ての受験生が思い通りにはなりませんのでやはり辛いものです。

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