にわか仕込みの映画評論家になる

先月、トップガンを観に行きとても感激してその後もずっとその余韻に浸り続けていますが、一方で何かモヤモヤしたものも残っています。以前から1作の映画に対して映画館には1回だけ足を運ぶものと決めつけていましたが、実はそうでもないようです。なぜなら第1作目のトップガンをこの36年間、2回目以後は自宅のテレビやDVDで何度も観ましたが、何度観ても迫力に欠けて何かが足りません。36年前に映画館で観た時の感動が全く蘇ってこないのです。当時はまたいつかどこかの大スクリーンで再会できるだろうと高をくくっていましたが、結局会えませんでした。今回もこの2ヶ月弱のロードショーを逃したら死ぬまでこの感激した映画を大スクリーンで観ることができないかもしれないと思うと居ても立っても居られなくなり、映画館に2回目の足を運びました。2回目を観ると1回目では見落とした場面や理解できなかった言葉のやり取りが腑に落ちることも多くありました。さらに大画面での視覚効果が絶大だったことは言うまでもありません。映画館に複数回足を運んでも良いという自分の中でのルールが変わるとまた行きたくなり、3回目を観に行きました。ネットでも50歳代以上のオールドファンが2回以上映画館に足を運んだ割合が10%以上いるとのデータも出ていました。

3回目まで行くとこれで打ち止めというのが一般的ですが、もう金輪際ここまで映画にのめり込むことはないであろうと思うと、次は4DXとIMAXが気になってきます。にわか仕込みの評論家が簡単に説明します。4DXは映画館のイスが動いたり水や煙などが噴射されたりして視覚と聴覚だけでなくその他の感覚つまり肌で感じることができます。実際に4回目は広島まで行って4DXを経験しましたが、USJほど肌で感じることはできずに思ったほど感動はありませんでした。何よりも特殊なイスを使用しているために会場内の収容人数が80人前後の狭い部屋となりスクリーンがあまり大きくないために迫力に欠けることが一番の原因ではないかと思います。そこまでくれば5回目はIMAXになります。IMAXとは詳細を今はやりの画素数でいうと4Kに相当してスクリーンでも特大スクリーンが必要です。更に音響効果も前から後ろから横からと音が飛び込んできて臨場感が増します。ただしネットで調べるとIMAXの全ての基準を満たしている映画館は東京と大阪にそれぞれ1館しかありません。ということで大阪の万博記念公園にある映画館まで7月初旬の日曜日に日帰りをしてきました。映像と音響の迫力には本当に感激してIMAXの素晴らしさを堪能できました。これから先にここまで1本の映画に情熱を注ぐことがあうかどうかは不明です。今回のトップガンIMAXの詳しい実況中継は後日のブログに掲載する予定です。

にわか仕込みの映画評論家としての総括は、映画は日常にはない大スクリーンと音響によって臨場感を伴うことで人の心を揺さぶるのであって、4DXで体を揺さぶる必要性はないと思います。また字幕と吹き替えを両方観て何回同じ映画を観てもその都度新しい発見が必ずあります。最後に一言「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」・・・・・Continued

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