今どきの三者面談

先日、予備校の三者面談に行ってきました。やはり私たちの時代とは違います。自分が高校時代のときには自分で勝手に志望校を決めてあとは進路指導の先生と学級担任の先生とで1-2回程度雑談した程度でしょうか。親と一緒に高校の教室で三者面談をしたという記憶はありません。結局は自分の将来は自分で決めなさいというスタイルでした。勿論個々人によりまたその生徒の成績にもよって三者面談はあったかもしれません。小学校の通知表をもらうときの面談は遠い昔の自分の頃と現在を比較してもそう変わらないように思えます。我々の時代の大学入試の場合、昔の共通一次試験や二次試験そして私立大の試験は一次が合格すれば二次試験で逃げ切りもしくは一発逆転しかなく単純でした。昔も推薦入学はあったものの医学部に関しては皆無で実力勝負のみでした。ある意味単純かつ公平だったと思います。しかし現在の試験では学校推薦は当然ありますがそれに自己推薦が増えました。AO入試など当時の我々には想像を絶する多種類の試験が存在します。また私立大のセンター試験利用枠や従来からの一般入試枠など更に選択肢が増えています。ですからまず入試のしくみから理解しなければ当然お話になりません。そのために親は親で情報収集が必要です。

今回の長女の予備校での面談ですが、まずしっかりと基本を繰り返してこの夏休みが最大の山場であることが強調されました。現在の成績はまだ散々たるもので半年後にどこまで実力が伸びるかなど現時点では予想もできません。現時点で判定AやBなんてあるわけがありません。それならば当然浪人なんかしていません。それで今回の作戦会議です。作戦会議といっても本人の実力がついてきてないのでまだ仮の推測の話だけです。右肩上がりの伸びを期待しますが、受験の場合は直線ではなく今はなだらかでも秋以降急峻に上がる曲線もかなりみられます。しかしそのためには基礎力がしっかりしてないと伸びるものも伸びません。当たり前のことですが。話を聞いて帰ってきてから正規合格や補欠合格がどういうしくみになっているのかをネットで調べました。そしたらあるある!昔なら情報がないのでひたすら二次試験まで受けても最終合格発表に名前が掲載されなかったらあきらめますが、もしや補欠合格という一縷の望みを託しながら予備校準備を始めながら自宅でひたすら吉報を電話の前で待っていたものです。しかし今ではネットという回覧板のおかげでリアルタイム補欠合格の掲示板に「今○○番までまわっています」とか「私の補欠番号までまわってくるでしょうか?」などと実況生中継で3月下旬までギリギリの攻防を繰り広げているようです。さすがネット社会!とある意味感心してしまいました。

まだあと数回三者面談が冬までに予定されていますが今回はまだ序の口です。あと半年先の実力次第ではいろいろと話も変わってくることに期待しています。4か月ぶりの娘の元気な姿を見て腹いっぱい昼ごはんを食べさせたくてネットで近くの美味しい焼肉屋さんを探して3人で食べてきました。これからも親としてエールをふってやりたいと思います。

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