高校の運動会と文化祭の開催時期に軍配を上げる

私の母校の徳山高校は当時から9月の初旬に運動会で中旬に文化祭がありました。今でも大きく変わりはありませんが、運動会と文化祭が若干の前倒しになっています。「このくそ暑い時期に熱中症対策はどうするの?」と現在では教師や父兄が心配しますが、当時は熱中症なんて言葉すら知りませんでした。この30年で地球温暖化の影響が大きくなったのでしょう。また当時から高3の応援団になると夏休みから練習でかなり大学受験の勉強時間に影響したかも?しれませんが、それでも合格するやつはそれからがんばり東大に行きました。現在の少子化で過保護の世の中では秋の運動会で応援団をしようものならある学校では浪人覚悟とレッテルを張られかねないようです。それも変な話なのですが、現在の一部モンスターの父兄の圧力に耐えながらも我々OBも含めた父兄の後押しもあり頑なに秋の運動会や文化祭を押し通しています。この点に関しては立派で拍手を送ります。

それでは自分の子供を地元に行かせなかった親としての立場で秋の運動会と文化祭について語ってみます。上の子供たちの高校は6月の下旬の梅雨の最中ですが、公共の大きな体育館を使用して観客席も十分にありクーラー完備で高2が応援団をします。高3は運動会の練習などの準備をせずに参加して最後の花道を飾ります。10月下旬の文化祭には高3は参加せずに受験まっしぐらです。しかし今年の長男の高2は学校の校舎建て替え工事で最後の高校生としての文化祭が中止となりました。学校の建て替えという理由が理由だけに仕方ありませんが、10月下旬に1日だけの簡素な代替フェスティバルが施行されたようです。来年6月が高3最後の運動会になります。しかし一般論として6月の雨と熱中症を心配せずに運動会をしてその後半年間の受験モードへの突入は理想的でしょう。次に次男の運動会は以前も書きましたが昭和の日にあります。それは遠くからの寮生の親が参観するにはベストです。ただ唯一おかしいなと思ったのは4月でまだ新学期が始まったばかりなのに高3は参加できないのです。これはいくら受験モード10か月前とはいってもやり過ぎではないかと他の父兄も同じ思いのようです。勿論、秋の文化祭には高3は参加しないのは理解できますが、春の高3の運動会不参加は到底理解できません。これも学校側として頑なになる理由があるはずで過去に何度も父兄と議論になったようです。

そして立行司がどの高校の勝ちか軍配をあげなければいけません。4月の高3の運動会参加を認めれば間違いなく末っ子の高校でしょう。しかし現時点では長男の高校に軍配が上がります。我が母校の頑固さをOBとしては支持しますが、理想は春に運動会を変え高3が応援団として参加し、秋の文化祭は高2までが準備をして受験モードの高3はお客さんとしての参加で決まりでしょう。もう少し改革が今後必要です。毎年この10月下旬には長男の学校の文化祭に出かけていたのですが、今年はないので最後の文化祭を謳歌できない今年の高2の気持ちを代弁すればなんとも可哀そうです。仮に浪人しても応援団や文化祭の青春の思い出は歳をとって振り返ってみれば1、2年なんてたいしたことはないのです。

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