再びスピードラーニング

20年前に私は英会話の必要性を身に染みて感じていましたので10万円ほど支払って1年半ほど英会話教材を購入しました。後に新聞や雑誌でゴルフの石川遼選手が宣伝しているスピードラーニングという教材です。当時からただ聞き流すだけでOKという宣伝文句に惹かれて購入したのです。学問に王道なしという格言がありますが、敢えて語学に限っては「自国語を習得するのに王道などなくただただ時間をかけて聞き流すことだけで赤ちゃんが喋れるようになるのと同じ理論」という殺し文句に惹かれたのです。以前ブログにも書きましたが、最初は英検を取得しようかとも考えたのですが、その場合読み書きも伴うのでまた辛い勉学になることを自分としては避けたかったのです。当時はまだカセットテープを購入して車に乗ったときのみ聞き流すという手法でチャレンジしました。しかし石の上に3カ月で面倒になり1年で挫折して3年続きませんでした。その後テープは時代とともにCDに取って代わりどこかにいってしまい20年の時間が経過しました。

今では昔と違ってCDで聞くのではなくスマホなどの機器で聞く時代になりました。自分もスマホやiPodなど文明の利器で再度挑戦してみようと思い立ったのが、最近英検についてブログを書きながらたまたまHPで石川遼選手のコマーシャルを見たからです。20年ぶりの挑戦ですが、最初は昔と同じようにCDを車に流す予定でしたが、今ではそのデータをPCやスマホに取り込んでありとあらゆる場面で「暇!」と思った隙間時間に流して聞くというスタイルに変えてみました。9月の初旬に申し込むとすぐに送られてきましてそれから毎日コツコツと聞いています。毎日車に乗ることはありますので、聞き流しで30分程度は確保できています。今までは運転中はラジオを聴いたりしていて無駄とまでは言いませんが有意義な時間にならずに毎日もったいないと思っていましたので毎日最低30分の時間の有効活用ができるようになりました。その教材の冒頭にも石の上にも3年と書いてありましたので今回は30分x3年になりおよそ合計550時間で3週間に相当します。ブログは週1回で書き続けて5年でおよそ300回に迫ることができましたのでこの意地の張り合いを今度は語学に挑戦しようと思った次第です。今回は文明の利器のおかげで多くの無駄な隙間時間を見つけることができ実際にはもっと聞き流し時間は増えていきそうです。「3年後には俺も外人とペラペラ?」と夢を追いながらがんばる予定です。子供たちには「英検を取得した方が何かと都合がいいぞ」と言っているもう一人の自分がいますが、自分のためには英検ではない別の道で語学を極めてみたいと思います。ちなみに今回は1年分をまとめてセット割引価格の5万円で前払いして自分を追い込みました。

かの4000本ヒットを打ったイチローが「毎日の積み重ねこそがとてつもない大記録への唯一の道である」と言っていた名言を思い出します。野球聖人に近い人物の発言はもうある種の格言に近いものがあります。学問に王道なく近道もなく継続こそが力なりを信じてスピードラーニングを続けてバイリンガルならぬバイリン親父になりたいと思っています。

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