長男最後の運動会

大学生の長女の運動会を幼稚園から観戦してようやく高校で終了したと感慨深く思いきや次は長男の運動会が先週末に開催されてこれで終わってしまいました。4月には次男の運動会を観戦して思いをこのブログに記しましたが、毎日の学校生活や日常は寮生活で離れてしまうと何をしているかは全くわかりません。しかし1年ごとの運動会という定点観測をプロットしていくと間違いなく右肩上がりに身長が伸びていくように子供の後ろ姿がどんどんたくましくなっていきます。勿論、徒競走もしっかりとした走り方になりスピードも速くもう私たち親を今にも追い抜いていきそうです。他の学年の競技も工夫がされて見応え十分なのですが、他人様の子供の競技中でも自分の息子は今どこにいるのだろうと競技会場や観客席をついつい探して望遠ビデオを回してしまいます。

昼休みの休憩中に応援合戦が始まりますが、これは高校2年までが事前に練習準備しますのでお客様参加の高3は参加しません。そして毎年恒例の最終フィナーレを飾る午後の高校3年生の全員参加の名物のクラス対抗リレーが始まります。クラスごとに男女が力を合わせて一つのバトンをつなぎます。毎年観戦していますが、小学1年の頃のあの拙い走りと比較して今はとても立派に走り抜けていく姿を観ますと63312年一所懸命に子育てをしてきて本当に良かったなあとしみじみ思います。そして父兄や生徒の歓声が会場内をいっぱいに包み込みアンカーがゴールに飛び込みます。

全ての競技が終了して閉会式へと進んで校歌を歌いますが、歌詞はあまり覚えていませんので口ずさむ程度でしか歌えません。それでも「これで姉ちゃんの中1の運動会から始まり足掛け10年、広島通いの運動会もこれで最後か」と思うと更に感慨深くなります。長女の中1の最初の運動会は校庭で行われました。しかも雨天順延で月曜日に変更となり私は仕事がありましたので観戦できませんでした。中2からは現在の雨天でも快適にできる広島サンプラザのアリーナに変更されましたので、雨天順延を気にせずにずっと観戦してきました。それも今回が最後ということでもうこの会場に足を運ぶことはユーミンのコンサートでもない限りほぼないでしょう。

時は流れて子供はどんどん成長して親のたもとから離れていきます。次男の運動会観戦も後3回限りです。「柱のキズはおととしの55日の背比べ」という童謡がありますが、このように毎年定点プロットをして子供の成長の軌跡を追っていくとそれで一つの子供史ができあがります。その付属資料として毎回のビデオはしっかりとPCのホルダーに保存して壊れても消失しないようにバックアップを複数とっています。そしていつかは必ず見返そうと思っているのですが、なかなか見返すことができません。多分、そのビデオを見る時は子供たちが成人して結婚などの大きなイベントがある時ではないかと思っています。しかし子供たちの走る姿を記録として残すよりもこの目に焼き付けて頭に記憶として保存しておく方がいつでもすぐに取り出すことができて便利だと思います。

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