次男の文化祭に行って

今年で2年目になる次男の文化祭ですが、次男が文化祭実行委員になって学年で出す催しを計画しなければならないと言っていました。夏休みに入る直前に文化祭実行委員会が開催され次男が出席しましたが、夏休みは帰省しますので準備などできません。後は夏休み後の約1週間で大急ぎで準備をしたようです。クラスの中をまとめるのもいろいろな生徒がいるのでなかなか大変だと思います。中2で催しをしなければいけないのですが、なかなか良い企画は出てこないようです。上の兄弟の学校の文化祭や中学受験のための情報集めとして西日本のいろいろな中高一貫校の文化祭を見て回った経験が生かしてがんばってほしいものです。学校という限られた時間と予算とメンツで14歳の子供たちだけでどんな文化祭ができるのかを親としては興味津々で佐賀まで日帰りで行ってきました。

昨年の中1はクラス対抗合唱コンクールがあり次男は指揮をして見事優勝しました。しかし後日談で合唱の指揮に立候補をしたもののクラスの中で意見がまとまらずに相当苦労したと担任の先生から聞きました。先生もかなり次男にきつく言ったらしいのですが、どうにか次男は最後にはクラスをまとめきれたようです。それも社会に出る前の訓練と思えば買ってでもした方がよいと親としては確信しています。またその後には寮でいじめがありその加害者や被害者ではなかったのですが、次男の性格から少し出しゃばったようで間接的な被害が少々あったようです。親としてはここぞとばかりに担任の先生や寮監さんと連絡を取り合って対処しました。次男の正義感の強いことは立派だと認めます。大人の親からすれば事なかれ主義に思われるかもしれませんが、自分への被害を最小限に食い止めるためにもう少し柔軟に子供に対処してほしいものです。しかしこのようなミニ大人社会を体験させるために寮に入れたわけで次男もどんどん成長していくことに関してはうれしい限りです。今年の次男はテニス部と兼部している文芸部で仕事をしていました。エプロンをつけて先輩から指導を受けながらコーヒーなどを出して接客をしていたのです。家では想像もつかない姿を見てやはり成長したなと感じる一コマです。また文芸部ですので物書きをしなければなりません。夏休みの最後の頃に頭を抱えて文化祭に出す文章が書けないと言っていましたが、どうにか間に合ったようです。

昨年、今年と2回の文化祭を見た限りこの学校の文化祭は少し盛り上がりに欠けているように思えます。この事実は西日本の10校以上の中高一貫校の文化祭を子供たちと一緒に見てきた私にとっては明らかです。ですから昨年から文化祭だって青春の一コマなのだからもう少し盛り上がっていいのではと次男に言っていました。そして次男が実行委員になったのでこれ幸いと思ったのです。しかし文化祭もそれぞれの学校の流儀がありますので変えることは困難かもしれません。今回の日帰りで行った次男の文化祭での収穫はかなり成長した次男を見ることができたことです。あとは更なる成績アップを期待したいところですが、この件に関しては文化祭以上に実現は困難かもしれません。

カテゴリー: 日常のこと パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です