今年もいろいろありました

毎年のことながら年末放談をして今年を10分で振り返ってみたいと思います。今年の最大のイベントは中学の同窓会でした。40年前のほんの一瞬の3年間に時間を共有した異業種の会です。通常の異業種ならば初対面では名刺交換をして相手の過去を探りながら自分の情報も小出しして共有部分を見つけていきます。同窓会の良いところは過去の共有部分があるので過去に一度も話したことがない人でもすぐに共通点をみつけて話題があることです。一方で過去の良いイメージが再会後一瞬にして崩れてしまい会わない方が良かったと思うことも少なくありません。誰しも昔の良き思い出を永遠に持ち続けたいことも多々あるわけです。次回は6年後の還暦のお盆に開催が決まっていますが、同級生の何人が参加してくれて、もしかしたら何人が旅立つのかを心配する年齢にもなってきて期待と不安が入り混じります。また恩師はかなり高齢で次回は?と心配になります。

次に思い浮かぶイベントと言ったら?必死でこの1年を振り返りますが、なかなか思いつきません。細々としたことはしたのですが、全て記憶の中でスルーしています。結局は今年も最優先事項は子育てだったのかなと思います。来年は早々に長男の大学受験が始まりますが、うまくいけば新しい土地の開拓が待っていますし、失敗すれば長女同様に予備校で勉強漬けの1年が待っています。どちらにせよこの最初の2ヶ月で1年が天国にも地獄にも変わります。他人事ですが子供事のため親事として気が気ではありません。他人事で言えばやはりトランプ大統領に北朝鮮の核問題が日本にとって最大の関心事であったことに違いはありません。国家単位でみると個人とは違い本当に身勝手な事をするなと思います。日本がかつて戦争でどんどん孤立への道を突き進み結局70年というつけを払わされたのと同じ過ちを繰り返しているように思えます。しかし当事者にとっては目先の欲が最優先課題ですので解決は難しいでしょう。日本も再び同じ轍を踏んではならないようしっかりと健全なる野党が与党の暴走は止めなければなりません。一方で野党はいつも反対ではいつまでたっても政権をとれない万年野党のままです。個々人では理解していても集団になるとなかなか舵を切れないのも事実です。

今年の流行語大賞はインスタ映えと忖度で清水の文字は北でした。それぞれの思いはこの1年で十分に伝わってきます。○○ファーストが流行りましたが、失速しました。しかし個人的には「今がファースト」です。「今という旬」は一瞬しかありません。「今年駄目でも来年がんばろう」では駄目なのです。多分それでは来年も同じ結果になるに違いありません。「今という一瞬を瞬時に把握して今しかできないことを今すぐにする」ということが「今がファースト」なのです。来年の抱負だけではなくこれから生き続けていく限りいつまでも「今がファースト」なのです。その時々の周囲の変化に対応しながらそれでいて自分という「個」を見失わずに逃げないで前に進み続ける事、「正直に正しい努力をすればいつか必ず報われる」と信じることが大切だと思っています。

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