組分け実力テスト

最近のブログは学校や受験ネタが多いのですが、今回は次男の組分け実力テストについて批評してみます。入学して1年経った昨年の夏休み前の保護者会で説明されたのが今回の正月明けのテストです。噂ではそれ以前に聞いていたのですが、なにせ落ちこぼれ寸前からもがいて這い上がる途上ですのでそのような話をされても当面はうちの子には無縁のお話でした。しかし流石に半年前の説明会でお話を聞くと「さてどうしたものか?上位層に食い込むのは不可能だとしても中間層を目標にしなければいけないなあ」と思いを巡らせる夏休みでした。何はともあれ、今までに習ったことを確実に定着させることが重要なことには間違いありません。ということで夏休みは私と大学生の長女と塾との三段構えでしっかりと基本を押さえることに集中させました。それと同時に次男は計算ミスが多く暗記してもうろ覚えのため結局ミスるという欠点が以前から判明していました。しかしそのケアレスミスを直すのはその子の性格を直すのと同じくらい難しいことは自明の理です。長男のときもケアレスミスの矯正は困難でしたが、本人が痛い目をみて自ら反省すると改善された経験があります。または本人が本当になりたい職業や目標を見つけると目の色が変わって矯正されることもよくあります。いずれにせよ本人の自覚次第です。しかしまだまだその域に次男は到達していません。そこで昨夏に海上自衛官になりたいという夢をもつ次男に対して防衛大学のオープンキャンパスに動機づけのために行きました。防衛大学も偏差値60以上は必要で今の次男のお頭ではまだまだ無理なことは承知の上での横須賀行です。行く前に私が防衛大臣になったつもりで、前女性防衛大臣よりも失言は多かったかもしれませんが、次男に向かって「簡単な計算ミスをするような隊員は不要だ!なぜならお前のケアレスミスで仲間を危険にさらして万一の不測の事態で仲間が死ぬかもしれないのだから」と昨夏に次男に訓示をしました。しかし次男の顔はひきつっていませんでしたのでまだ他人事だったのかもしれませんが、少しは心にこたえたのではないかと半年前には思っていました。そして夏秋と過ぎて冬休み明けの現在に至ります。

なぜ学校側が中3進級のみ実力テストをしてクラス分けするかなのですが、中高一貫校は中2~高1くらいまでに中2病という病が流行します。また授業のスピードについていけずに23割の生徒は落ちこぼれるかそれ寸前でもがいています。学校の言い分は上位層のみの底上げではなく下位層の救い上げが目的だと言っていました。最初は「物は言いようで本当?」と疑っていましたが、本当に上位層のみ優先させるなら高校は全て成績順で組分けすればよいだけです。しかし高校からはまた通常のクラス分けに戻るそうなので「まんざら嘘でもないかな」と思うようになりこの半年間タッグを組んで頑張ってきました。そして実力テストを迎えました。その結果はまだまだ不満だらけですが、それでもこの半年間は落ちこぼれないように基本を中心に一緒に勉強してきたことは一つの収穫です。中3から高校の授業が始まりますが、4年先に向けての羅針盤にはなりそうです。

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