今年の大学入試の長丁場を終えて

大学入学試験が全て終了しました。晴れて大学入学試験に合格して早速下宿を探して入学準備を始めた受験生もいれば浪人して予備校探しをしている受験生もいて今が一番混沌とした時期でしょう。正月明けの大雪のセンター試験から始まり約2ヶ月かけて続いた長丁場の受験期間で受験生自身もご両親もさぞかし大変だったと思います。同じ長丁場でも4年前の長女の時とは対応が異なります。前回はすることなすこと全てが初めてで母親が2次試験会場に一緒に付いて行くためのホテルや交通手段の確保など全てが後手後手に回ってしまいました。また予備校の手続きも同時に始めて先日お話しした寮の事前予約もギリギリ間に合ったという綱渡り状態でした。しかし今回は前回と同じ轍を踏まぬように早め早めの行動で余裕がありました。ホテルなどは11月にはネットで受験会場の近くを予約して今回は男の子ですので勝手に一人で行かせました。また新幹線もネットで1か月前に予約して全て予定通りでした。このように受験をする下準備は完璧でしたが、なにせ試験自体は私が受けるわけではありませんので予想通りに行くはずがありません。予想外の試験問題に直面して想定通りの点数を確保できずに想定通りに合格をいただくことはできませんでした。また合格発表の前に早々と予備校の寮の予約手続きも完了済で行動自体は予定通りなのですが、どこか少し違和感を持っています。

いずれにせよ2018年度の我が家の大学入試は全て終了しましたので少し総括をしてみたいと思います。センター試験は例年通りで混乱はなくその点数に基づいてセンター利用入試や二次試験校を決定しましたが、そもそも点数自体が自己採点であるためおおよそしかわかりません。しかし過去の結果や情報からおおよそどれくらい二次試験で点数をとれば合格できるかどうかは事前に予想できます。また私立大学も赤本で対策していますのでおおよそ何割とれば合格かも予想できます。しかし一番の問題は受験生本人の試験当日の体調や心理状態が合不合格を左右すると言っても過言ではありません。普段では考えられないちょっとしたミスが命取りになったり、いつもなら解ける問題がその日に限ってできなかったりしたことで桜散ることもよくあります。そのような想定外の事が起らぬように常日頃から皆注意しているはずですが、それでも起きてしまいます。全く歯が立たない問題が出題されてグリコのトレードマークの両手万歳なら試験直後に諦めもつきます。親として受験生の子供に「試験はどうだった?できた?」と聞くのも愚問中の愚問です。以前の中学受験でも「できた!」と答えた学校はことごとく不合格でした。試験の合格発表までは本人も親もお互いにその事実にはなるべく触れないようにギクシャクした対応となってしまいます。そして合格発表当日を迎えます。受験した学校の日程通りに合不合格も判明していきます。不合格でも万が一でも補欠合格があるかもしれないと一縷の望みを託して希望の残り火を消せないこともあります。そんな2ヶ月はつらいものがありますが、結局我が家の炎は消えて来年に再点火となりました。まだまだ子育て奮闘は続きます。

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