平成最後の天皇誕生日

1222日から次男は冬休みで帰省してきます。長男も長女も東京にいますので次男も必然的に東京に憧れをもちます。10月に次男は何を血迷ったかいきなり今の学校をやめて東京の高校に行きたいと言い出しました。流石に目が点になってかなり言い争いになりましたが、2週間でその考えも撤回しました。未だにどうしてそのような考えに至ったのかその理由を知りたいのですが、再びお互いの心の混乱を導きたくないので敢えて次男とこの会話をしていません。恐らくは長男同様に過去の経験からいわゆる中3病で思春期の感冒症状と思っています。そんな背景もありまた長男の受験校の決定のための最終三者面談のために上京しなければなりませんでしたので、次男の鬱憤解消も含めて冬休みの最初に上京することにしました。長男の受験最終コーナーで家族揃って夕食を共にして長男を激励する意味もあります。4年前には大晦日に浪人中の長女を激励するために家族で小倉に行って皆で昼食を共にしました。ある種の願掛けのようなものです。せっかく天皇誕生日を挟んで上京するので、今回は皇居で天皇陛下の誕生参賀詣での予定でこちらの面談時間に次男は一人で皇居に向かわせて後で合流する予定にしていますが、今年は平成最後の天皇誕生日ということで例年よりもかなり多い参賀者で列の先頭は遥か彼方で見えないかもしれません。私は大学時代に東京に住んでいましたが、一度も皇居に行ったことがありませんでした。当時は若くて心の余裕もなく天皇陛下を敬うような気持ちにもならなかったのかもしれません。またいつかは行けると思っていたのかもしれません。いつかなどという思いは過去の経験からすると必ず嘘になります。ですから今回の気持ちは大切にしていざ決行となったわけです。

妻は前日に長男の世話を焼きに上京済で私は新幹線で22日土曜の午後に上京です。次男は一人で福岡空港から羽田経由で長女と長男と渋谷で待ち合わせです。特に次男は早くから自立させていましたので一人で飛行機に乗るなんて朝飯前です。お頭は別として生きていく上では一番次男が雑草の如く行動力がありますがそれでも15歳です。今回の件のような思春期の風邪症状もありますので注意して見守らなければなりません。到着日は折しも3連休でクリスマス前の真只中です。それでもどうにか東京在住の長女にレストランの予約をさせて翌月に控えた長男の受験の最終エール交換の予定です。先日の電話でも長男はいつもの通り試験1か月前にもかかわらずいたって平静を装っています。過去にその偽りの仮面で我々は何度も騙されてきましたので今回はこちらから先手を打った次第です。この数時間が長男にとって何倍にも増幅して結果として帰ってくれば儲けものです。長女もバイトを休んで付き合う予定です。この4月から半年以上も家族5人で食事をしたことはありません。そういう意味ではほんの僅かな時間ですがとても貴重な時間です。私は私で今回は三者面談の緊張もありますが、それ以上に皆が揃うことをとても楽しみにしています。天皇誕生参賀など詳細は次回をお楽しみに。

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