和楽会忘年会

以前お話したかもしれませんが、新南陽地区の医師の会が昔からあります。その名を和楽会と言い「わろうかい」と読みます。私の父が開業した頃からありますのでほぼ40年近くになります。現在は周南市になりましたが、以前は徳山市と新南陽市は別々でしたが、医師会自体は徳山医師会と一緒で徳山医師会内に新南陽医師の会を作ろうという機運が強かったのではないかと勝手に推測しています。今となっては今年亡くなった父よりも更に先人で会を立ち上げられた先生が皆鬼籍に入られて当時の事はわかりません。そして新南陽地区で開業すると自動的に和楽会の会員になります。月々3000円の会費が自動引き落としとなりその会費で年に2回懇親会が開かれます。以前は会で1泊2日の旅行に行っていた時期もあったようですが、流石に今の時代にはそぐわないようで私が入会した20年前にはありませんでした。年2回の会は春の会と忘年会が開催されます。現在私が新南陽地区の徳山医師会の理事をしていますが、これも和楽会に入会した順番で2年ごとに理事が回ってきます。以前の私が入会した頃は理事を2期4年されていましたが、そこまですると若手の新入会員に理事が回ってこなくなるため現在は1期2年でその理事になったものが和楽会の飲み会の幹事もしています。特に忘年会は新南陽市民病院の先生方もお呼びして新南陽地区の医師皆で大いに語り合う会ということになっています。ですから通常の忘年会と違って芸などは皆無です。来賓に徳山医師会長をお呼びしてご挨拶と新南陽市民病院長のご挨拶と乾杯がありますが、その後はただただ飲んで食べて語り合う会なのです。そして会費が結構余っていますので毎回酒屋さんに美味しい日本酒やワインや焼酎を6本程度選んでもらって持込みをしてただひたすら飲みます。このような芸のない忘年会があっても同じ同業ですので話すだけでも楽しいものです。医師会理事になると飲み会の場所の予約から出欠のファックスまでしなければいけませんので時期的なタイミングのずれがないように毎年カレンダーとにらめっこしなければいけないのが大変です。

今年も7月には地元のお寿司屋さんを予約しました。徳山なら25人程度入るお店ならたくさんありますが、新南陽地区ではほとんどありません。そして忘年会シーズンですから満席で確保できないこともありますので早ければ早いにこしたことはありません。10月になると出欠の確認や持込みのアルコール選定を酒屋さんに依頼します。そして毎年11月の最終金曜に和楽会と市民病院の先生方が集まりこの会は大いに盛り上がります。今年が理事の2年目で幹事も最後となり、残すところ来年の春の懇親会のみです。春の会は身内だけで10人前後で4月ですので予約が取れないということはありませんので気が楽です。当日は会の進行役ですが、最初の挨拶まで仕切ればあとは皆各々好き勝手に飲んで語っていますのでこちらも気楽に持込みの酒を全て味わい楽しんでいます。なかなか同業者が集まって語り合う機会はありませんのでこの会を企画された先人には感謝しつつこれから次の世代の後輩にも引き継いでいかなければなりません。

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