コロナ第十七弾、梅雨明けと熱中症対策

そろそろ梅雨明けは秒読みですが、今年は熊本で災害が起きました。最近は温暖化の影響か?毎年日本のどこかで災害が発生します。そして真夏がやって来ます。「海に行こうか?山に行こうか?」と心も弾みます。全国一斉に花火大会や夏祭りが始まり暑ささえ凌げば梅雨の鬱蒼とした気持ちから向日葵が真っ青な空を見上げるように心もスッキリ爽快な気分になる季節に突入です。しかし今年の夏は高校野球もありませんし、ほぼ催しは皆無です。それでも4月の頃の憂鬱な気分から比較すればやっと普通の生活に戻りつつあるこの状況に皆さん感謝しているのではないでしょうか?勿論、これからもコロナ対策には十分注意を払って秋からの再拡大の準備をしながらこの夏の一瞬の解放感を味わいたいと思っています。この4か月は我が家の子供たちも全然帰省できずにいましたので、せめてもお盆くらいはと考えています。お盆の民族大移動は本当なら避けるべきでしょうが、経済活動の再開で少しでも国民にお金が回るようにしないとコロナの前に日本が死んでしまいます。国からの臨時給付金で息を吹き返すまでには程遠いまでも少しは足しになったかもしれません。またそのお金で社会の為に旅行なども計画しているかもしれませんが、マスクをしてソーシャルディスタンスを保ちながら少しはお盆という日本の伝統週間を満喫したいものです。その後にコロナ感染者の拡大が懸念されますが、そう言っていつまでの自粛はできませんので「withコロナ」で並行してやっていくよりほかありません。

そこでこの夏の熱中症対策ですが、いつもかつもマスクを着けるわけにはいきませんのでソーシャルディスタンスをとれば外してもよいのです。現在では道行く人の周囲2mに誰もいないのにマスクを着けている人がまだたくさん見かけます。もう習慣になってしまったのかもしれませんが、改めて考えてください。車に乗っていても一人なら窓を開けてマスクは不要です。横断歩道で流れゆく車を見てもまだまだそのような光景も多く見受けられます。マスクを着けるだけで体温が数度は上昇しますので注意しましょう。一方で人混みの中ではマスクは必須です。次にクーラーですが、これも家庭の中では電気代を気にするあまりケチる人もいますが、熱中症になって救急車で運ばれたらそれだけで懐からも諭吉さんが飛んでいきますし、更に医療費の無駄とコロナや他の病気による救急患者さんに支障をきたします。ですからガンガンとは言い過ぎかもしれませんが、適切にクーラー使用して暑さを凌ぎましょう。それと水分補給ですが、これは水では駄目です。塩分や糖を含んだ電解質入りの水分補給です。といっても難しいので簡単に言えば塩や梅干をなめながらポカリスエットを飲むような感覚と外来では患者さんに説明しています。勿論、糖尿病の人は飲み過ぎると悪化するので注意するように言われるのは当然ですが、本当にそのような人は普段から注意しているはずです。普通の健康な方が少々ポカリを飲み過ぎてもお盆までの2-3週間は仕方ありません。度合いが過ぎるから病気になるのであって、しっかりとわきまえて少しビビるくらいに行動すればなんてことはありません。

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