中高校県人会の保護者会はドタキャン

毎年5月中旬に中学高校の山口県保護者同士の親睦会があり、7月中旬に学校長や寮監の先生が山口県の保護者を対象にした現状報告会があります。しかし今年の会は両方ともコロナ禍で延期となりました。いつも高校2年の父兄が会の世話係をします。今回は我々と同級生の父兄でその任に当たる予定でした。通常なら5月に新山口駅前のホテルを3時間借りて昼食会をします。その時は父兄だけで和気あいあいと和やかムードの会です。特に中学1年と高校から入学した新1年生の父兄の顔合わせとお互いの情報交換が会の主な目的です。私たちも最初の頃は右も左もわからずに会に出席しても黙って先輩父兄の話を聞いているだけでしたが、回を重ねるにつれて面の皮が厚くなりいろいろと裏情報を含めて交換するようになりました。食事をはさんで3時間はあっという間です。話足りずに後ろ髪惹かれる思いですが、その日はそれでお開きになります。その会の話題の中で疑問点や学校への不満や質問などが多く出されてその回答を幹事が学校側に事前に送付しておいて7月は学校担当者がその質問に答えて懇親もする会になります。しかし今回はその2件ともキャンセルとなり10月の初旬の土曜日の午後にその二つの会を兼ねた会を急遽企画する予定でした。そして3密を避けるべく食事会はなしでマスク着用の上で座席間隔を開けてしっかりとしたソーシャルディスタンスをとるように計画していました。しかし現在でもコロナ禍で父兄や先生方もかなり会の開催には慎重な意見がでていました。

昨年までは学校側の話を聞いてわからない事を質問するのですが、どの父兄も熱心で先生に質問して話出すと延々と話が伸びてしまうことも多く幹事が制限時間の2時間で終了するように取り計らわなければなりません。昨年までは5月の会である程度話が集約されていましたので議事進行はスムーズでしたが、今回は1回きりのぶっつけ本番ですのでどうなるかわかりません。そのため学校側と話す前に少しでもスムーズに進行させるために2時間ほど保護者だけのお茶会の予定でした。食事ならぬお茶でマスク着用ですので感染対策はできています。特に今年初めての新1年の父兄がしっかりこの会の趣旨を理解していただければ良いわけでしっかり準備をしてきました。4年前は自分たちが反対の席で緊張していた事を思い出すと時の流れは早くもう後1年半で卒業です。小学生の親としての6年間はある程度長く感じられますが、中高の6年間はあっという間です。子供の成長スピードと親の老化が双方で増して相対理論と同じようにプラスとマイナスの和が小学生の頃より大きくなるためではないかと勝手に思っています。その短い6年間のほぼ8割が過ぎてしまった現在ですが、それでもまだまだ学校側には多くの疑問や質問をぶつけたいと思っていました。そしていつものパターンですが、すぐに解決できない問題は学校側が引き取り後日回答になります。主張しなければ変わるものさえ変える事が出来ない事実をこの5年間で学習しましたので今回がラストチャンスでした。しかしコロナ禍で学校側が1週間前にドタキャンしてきました。今回の学校の対応は残念です。

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