大学同窓会は未定だが幹事は大変!

本当なら今年の6月の第二週の土曜日に大学の昭和63年卒業生の同窓会が新宿のヒルトンホテルで開催予定でした。オリンピックの年に自分たちが昭和63年卒業のため6月3日に近い土曜日に開催しようということが10年前に決まっています。今回は第一声が年明けの1月にグーグル会の一斉メールで回ってきました。その当時はまだ武漢でわけのわからぬ肺炎が流行っている程度の情報でSARSやMARSくらいにしか思わず、どうせすぐに下火になるだろうと高をくくっていました。しかし現状は異なりました。3月の時点で早々に6月開催は延期となり11月最終土曜に変更されました。通常なら来年以降に延期するのが普通ですが、ヒルトンホテルは今年中の延期ならキャンセル料を無料にするが、来年以後なら10%キャンセル料を課すと言うのです。それも3月の時点でまだ3か月も猶予があるにもかかわらずです。この内容が一斉メールで回ってきました。規則だから仕方ないといえばそうですが、新型コロナという特殊な状況でもキャンセル料を無料にしない東京相場は地方と異なり強気だなと思いました。通常ならどこでも間違いなく無料です。同級生からいろいろな意見が出て収拾がつかなくなるのですが、幹事に負担がかかることくらい皆この年齢になれば幹事経験もありわかっていますので幹事一任の意見が多数です。新宿の大学病院に勤務する同級生の幹事としては、まず年内変更は無料のためとりあえず11月最終土曜に延期したのが実情だと思います。しかし予想通りに新型コロナの蔓延で次の一斉メールが7月に来ました。やはり今年中の開催は困難であることを全会一致で決めて来年以後に延期になりました。

私も地元の中学同窓会の幹事をしましたのでその大変さは身をもって体験して理解しています。幹事は大多数の意見は予想でき即決したくても一応は皆にお伺いをたてなければいけません。そのため無用な仕事が増えて大変なのです。それを理解している者同士だと非常に事はスムーズに運びます。一方で幹事経験の無い者が多数いるとそれだけで話がまとまるものもまとまりません。経験の無いもの程、重箱の隅をつつくような本題から外れるような意見を言ってかき乱します。そのかき乱す貴重な意見を尊重すると難しい会の運営を強いられます。それでも最近はネットでグーグル会のようなクローズな会員しか覗けない掲示板方式のメールが可能となり幹事としては以前よりかなり楽ができるようになったはずです。特に同級生の幹事は大学で医学教育にも携わって昨今のオンライン授業にも参加していますのでズームを含めたネット関連会議にはかなり強く頼もしいものです。一方で私の場合まだネットとメールしかできません。フェイスブックとかツイッターとか言われてもピンときませんので完全にガラパゴス化しています。3年後の還暦には中学の最後の同窓会を大々的に開催予定ですが、私個人としては企画が主体でそのような小難しい技術的連絡手段は周りに有能な同級生がいますので心強い限りです。今回の大学同窓会を来年は無理でも2年後の2020年に開催できればいいなと思っています。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です