予備校選び

先週は卒業式のお話をしましたが、浪人生活を送ることになった次男は予備校に通うことになりました。今でも一部に宅浪という言葉は存在しますが、ほんの一部に過ぎず大多数の浪人生は予備校に通うことになります。予備校は高校と異なり希望の大学の入試に合格することだけを目的としていますので当然のことながら受験科目のみしかしません。次男の場合は私立理系を目指していますので英数理の3教科しか必要ありません。理科は物理と化学を選択しましたのでその科目を中心として結局4科目のみを約1年間勉強することになります。そのため予備校選びも必然的にその特性を生かした選択となります。予備校は大手から中小まで含めれば数多くありますが、大都市に集中しています。周南市にも予備校はありますが、流石に大手予備校はありません。現在はネットで大手予備校の授業もオンラインで受講可能ですが、できれば対面で受講したいというのが受験生の本音でしょう。次男の場合は佐賀の高校にいましたので、浪人したら博多の予備校の可能性もありましたが、その場合は再び寮生活になります。今回は寮生活に関して全く考えていませんでしたので、流石に毎日博多までの新幹線通学は物理的にデメリットの方が大きく地元か広島しか考えていませんでした。そうすると地元か小郡か広島かに絞られます。広島なら長男や長女が通学していましたので一番地の利があります。そのため候補としては広島が選択肢の第一番でした。そして浪人がほぼ決まりかけた年明けからネットで予備校を調べていました。

2月に入って自宅に帰省した次男の浪人が事実上決定しましたので早速、2月中旬に予備校の説明会に次男と一緒に参加しました。予め予備校についてはネットで調べていましたので説明会は行く可能性の高い予備校に絞って参加しました。長男、長女も同じように予備校に通いましたので一長一短はかなりわかっています。いくら説明会で良い事案を並べられても本人が第一志望に合格できなければ意味がありません。その過去の苦い思いは今でも忘れることができません。ですからこちらのニーズに合うかどうかが重要であって、予備校の東大合格〇〇人や医学部合格〇〇人という言葉には全く踊らされることはありませんでした。よって説明会の最後にある個別相談では聞きたいことを箇条書きにしてその疑問点のみ質問して担当者が明確な回答ができるかどうかだけが評価の対象でした。予備校側もそれはお見通しで最初の質問に答える担当者は予備校の受験指導担当者でもエースを送ってきます。実際にその予備校に通っても決して次男のチューターにはならない人物です。例えて言えばかの有名な林修先生の授業を生で希望しても実際はビデオでしか聴講できないのと一緒です。そこまで織り込み済みで説明会に参加しましたので疑問点のみ解決できればそれで良かったのです。説明会を終えて想定通りの答えを頂きましたので、早速その夜にネットからその予備校の入学手続きを次男にさせました。はっきり言って勉強は本人が頑張らなければ本願成就できないのは当然で予備校はその手段に過ぎません。

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