上京は2年半ぶり

最後に東京に行ったのはいつか忘れてしまいました。過去の記憶を辿っていくと確か最後は安倍元総理が学校を休校にして緊急事態宣言を発出する直前の3月でした。その頃から日本や世界の状況は大きく変わりました。2年半経過した現在でも新型コロナ騒動は終息していませんが、その間にワクチンを接種したり薬が使用できるようになったりしたおかげで以前ほど新型コロナに対するアレルギーは減少してきました。そして何よりも大きな変化は個人個人の新型コロナに対しての意識が変化してきたことです。以前ほどコロナに感染してもあまり恐れなくなり、2年以上も自粛を重ねてきた経験でしっかりと感染対策をとれば飲み会や旅行も可能となってきています。あとは各個人の考え方の違いでまだ自粛を続けている人もいますし、もう普通通りに外出している人も結構います。個人的には家内とたまに外食には出ますが、飲みにはほとんど行きません。また飲み会が絡んだ会合もまだ周囲には全然ありませんし、出ようとも思いません。個人的にもこの2年でかなり意識が変わり以前と同じように戻ることはもうないのではないかと思います。

しかしいつまでも外出しないわけにもいきませんので、政府も入国管理を緩和した折に所用で東京に2年半ぶりに行くことにしました。久しぶりに乗車した新幹線は8割方埋まっていました。やはり皆考えることは同じようです。しかし2年も乗っていないと車窓から見る景色が新鮮です。パソコンに向かって仕事やこのブログを書きながらもウキウキした気分での4時間の旅です。家内は子供たちの部屋掃除のため前日に上京しています。私は土曜の午前に仕事を終えてから出発して夜に皆で合流となります。今回、次男は予備校生のため自宅で留守番となり全員集合とはなりませんでしたが、長男のアルバイト先の居酒屋を予約して集合となりました。事前に地元の東洋美人を一升瓶で購入してお土産に持参しました。東京では獺祭よりも東洋美人の方が人気があります。長男も今日ばかりはバイトではなくお客さんとして飲みましたが、お店が忙しくなると自分たちの飲み物や簡単な食べ物は自分で奥まで調達してきます。その姿を見るにつけ以前と比較すれば本当に大人になったものだと年月の経過を感じます。道理で自分の髪の白髪が増えたのも納得いきます。束の間の楽しいひと時で、やはり家族の団欒は良いものです。その夜はドーミインに宿泊して翌日は早朝から私は所用でチェックアウトです。家内と長女も一緒に宿泊しましたが、翌日は別行動です。

所用では久しぶりに会う旧知のDrともこの2年間の新型コロナの対応や医療体制など話したいことは山積みです。山口の片田舎にいるとついつい世の中の考え方からどうしても遠ざかってしまいます。別に東京が凄いのでは決してありませんが、人が多いだけあっていろいろなものの見方や考え方に接することができます。この2年間はそのような機会に接することができませんでしたので、今回は貴重な上京となりました。夕方に家内と東京駅で待ち合わせて東京を後にしました。長女と長男の帰省はお盆でまだまだ先です。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です