神戸散策

大型連休の後半の一泊二日で神戸に行ってきました。以前、診療所のスタッフと院内旅行に行って以来のことです。そのときの宿泊は新神戸駅前のホテルでした。夕食は市内で人気のステーキ屋さんに行きました。すると隣のカウンター席でザ・デストロイヤーが食事をしていましたので一緒に記念写真を撮ってもらいました。ここでデストロイヤーといってもピンとこない人もいるはず。前回、プロレスの思い出話をしましたが、ジャイアント馬場、アントニオ猪木の全盛時代に悪役レスラーのイメージキャラで必殺技は四の字固めでした。その後引退されて和田アキコさんのバラエティー番組にも出演されていましたので、その記憶の方が皆さんには印象的かもしれません。そのデストロイヤーも御歳は七十代後半でしたが、やはりプロ、いい体型でした。おっと話がずれました。

今回はかねてより個人的に行って見たい文化祭があり、まずそこを見学して有馬温泉に一泊しました。有馬温泉も神戸から近いので機会があれば是非にと思っていた場所です。三ノ宮駅から地下鉄、電車を乗り継いで約30分、それからホテルまではゆっくりと風情ある狭い坂道の両側の土産物屋さんを観賞しながらおよそ20分で到着しました。さすがに六甲山、市内よりは空気がヒンヤリしていました。温泉に入り、ビールを飲みながらこの文章を書いています。毎週ブログを書いている自分でいうのもおこがましいのですが、いいアイデアや文章というものは非日常的な空間で生まれやすいと思っています。いつもいる自宅や診察室では日常的な仕事やルーチンワークに忙殺されて、右脳左脳の中の新しい回路どうしがつながらないように思えます。その日常的空間での疑問やテーマに対する答えが見つからない場合でも、そのテーマを頭の中に一時保留しておくと無意識の中でも頭の中の回路が次の接点を探し回っています。そして非日常的空間に自分が置かれて全く関係のない別の事象を見たときにその接点どうしが繋がることがよくあるのです。ですから旅行や東京出張などでもノートパソコンは重荷になりますが、なるべく持っていくようにしています。今回もいいアイデアやネタがたくさん頭に浮かんできました。

翌日は市内の王子動物園に行きパンダを見ました。もう30年前になりますが、東京に住んでいた時に一度だけ上野動物園に行きパンダを見たことがあります。日中国交正常化記念で確か70年代前半にランランとカンカンがやって来てまだ10年くらいしか経過していなかったので、当時はパンダを見るための長蛇の列でかなり待っても一瞬しか見ることができなかった記憶があります。今回はゆっくりと見てまわることができ、元町駅周辺の南京中華街のお店で昼食をとりました。駆け足の二日間でしたが、非日常的空間を味わうことができ、新しい視覚と聴覚による情報が自分の脳の中で新たに回路を形成して次への発火点が生まれてきそうです。最後に神戸で撮影したワンショットを掲載します。ロープウェイで高台から見た神戸市内です。初日はあいにくの小雨模様で降ったり止んだりの天気でしたが、翌日は曇りながらもお日様が顔を出しました。

ロープウェイ

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