文化祭今昔物語

文化祭という言葉の響きに皆さんは何を感じとりますか?先日長女と長男の学校で文化祭がありましたので今回は文化祭を中心に今昔物語をお話しましょう。文化祭といえばやはり高校や大学時代の文化祭が思い出に残っている方が多いと思います。中学までの文化祭はまだ幼少の身の延長でなかなか企画がまとまっていなかったり、先生の指導のもとでの賜物であったりします。高校くらいからは自分たちで企画立案して実行し始めるため、まだまだ未熟な面はあるものの脳裏の記憶という思い出にはいつまでも残るものです。

今年5月に行った兵庫の某有名高校の文化祭はとてつもなく凄いもので以前のブログにも書きましたが、見ていてワクワクするようなものでした。しかし普通の高校の文化祭では企画ものや露店での焼きそばや合唱コンクールやクラブの発表などが多く、自分たちの時代の文化祭と比較してもそう大きな違いは無いように思います。どこでも同じですが、来ていただく両親や友人にも披露して楽しんでもらいたいけれども、やっている自分たちが主役であり自分たちがまず楽しむことが重要なのではないかと思います。

親からすれば日頃学校に行っている子供たちがどんな友人とどんな学校生活を送っているのかが非常に興味あります。しかし授業参観だけではなかなか普段の学校生活が見えてきません。勿論、文化祭でもよそ行きの顔しか見ることができないのかもしれませんが、それでも授業参観と異なり学校で友人とリラックスした雰囲気を見せてくれます。そこが親としての文化祭見学の楽しみでもあります。今回の文化祭でも中学1年の長男のクラスの発表と高校2年の長女の露店での焼き鳥ではかなり雰囲気が違います。4年も違えば当たり前といえば当たり前ですが、どちらもとても生き生きとした表情をしていました。

では自分たちの高校の文化祭は?と聞かれるとあまりよく覚えていませんが、合唱コンクールで優勝したことくらいでしょうか。確か全校で33クラスあり、クラス対抗で男子クラスである我がクラスが女子クラスを抑えて優勝したのは感激でした。勿論、合唱部の連中が文化祭前にしっかりと準備してくれたおかげです。我々は彼らの指導に従って2週間みっちりと朝と放課後に練習させられたのも今ではよき思い出です。あと定番のフィーリングカップル55もありました。その頃の思い出も記憶から手繰り寄せると1人でニヤリと笑うこともたくさんあります。あの頃は青春真最中といったところでしょうか。

今回の子供たちの文化祭も将来彼らの記憶の片隅には残るはず。学校での思い出なんて授業の内容なんて皆無で、むしろ先生に殴られた(昔の場合)とか運動会や文化祭などが記憶にはよく残ります。あと修学旅行なんかも記憶に残りますよね。特に長女と長男の学校は新設校でもあり自由な雰囲気の中で英語に力を入れているため、あちこちにネイティブの先生やその関係者がいらっしゃってとても国際色豊かな文化祭でした。そして何よりも主役である子供たちが限られた時間の中で準備してがんばった努力とその成果を誉めてあげたいと思います。

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