道後温泉ふらり旅

先日、道後温泉に行ってきました。柳井港からフェリーで松山の三津浜港に渡り、時間にして2時間30分の船旅です。車でしまなみ海道を突っ走って本四連絡橋で行く方法もありますが、基本的に運転があまり好きでないため少しでも楽をするにはフェリー利用を選択しました。到着後は砥部焼で有名な砥部町に行きました。砥部焼に関し私は全く知りませんでしたが、父が50年前に行ったことがありまた行きたいとの希望で行くことになった次第です。さすがに連休のため観光客でいっぱいでした。陶芸品にはほとんど知識もなくどこが特徴的なのかはわかりませんが、落ち着いた雰囲気の焼き物というのが第一印象でした。そこではお皿やコップに思い思いの字や絵を描く絵付け体験をしました。焼きあがると、絵の具の緑色は緑色のままですが、黒色は青色に、赤色は黒色に変わりとても不思議です。そしてかまで焼いてもらって後日郵送してもらいます。絵付け後はゆっくりするためにホテルに早めのチェックインをしました。道後温泉に来るからには重要文化財である道後温泉本館に行かないわけにはいきません。早速、歴史を感じさせる雰囲気を漂わせている愛称「坊ちゃん湯」に向かいました。到着するなり入浴券を買うための長い行列です。我々は運よくホテルで入浴券を購入済みでしたので、そのまま浴場に直行できましたが、温泉内では芋の子を洗うようなというのはこのようなことを言うのだと思わず納得してしまったほどです。夜はホテルの大浴場や露天風呂でゆっくりしました。

翌日は朝早くから一人で温泉街を散歩です。一人で歩いているといろいろなことが想いつては消え、また消えては浮かんできます。初めて見る新しい土地の雰囲気と朝の凍てつく空気が妙に心に沁みわたってきます。そのちょっとした時間が自分にとってはとても大切な時間なのです。途中に子規記念博物館の横に道後公園があり、小高い丘の上に展望台がありました。少し時間がありましたので行ってみることにしました。ちょうど永源山公園を歩いて夢風車に向かっているような感じですが、それほど急な坂道ではありません。OLYMPUS DIGITAL CAMERA展望台から周囲が見渡せ、本日行く予定の松山城もはるか向こうに見えています。ものの1時間程度でしたが、とても爽やかな気分に浸ることができました。それからチェックアウト後に松山城に上りました。ふもとからリフトにのり中腹まで行き、それからは徒歩で城に向かいます。城の天守閣まで上って松山市内を360度見渡すとはるか彼方には石鎚山や瀬戸内海を挟んで島々が見えます。大島郡も見えているのでしょうか?定かではありません。城内では鎧兜の試着体験コーナーがあり、戦国武将の好きな次男は我先にと装備して満足げな様子でした。昨日の絵付けもそうですが、こういう風な体験というものがまた将来本人の貴重な経験となっていくのではないかと思っています。

一泊二日の小旅行でしたが、自分のリフレッシュや家族のふれあいや貴重な体験ができて非常に満足した非日常空間と時間をもらいました。同じ36時間でも倍の72時間以上経過したような気分でとってもお得な連休でした。

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