お姉ちゃんのいない熊本旅行

今回の家族旅行は熊本です。しかし今までと違ってお姉ちゃんがいません。今お姉ちゃんは予備校の寮に入って必死で勉強しています。自分が年をとっていくと子供も一人ずつ巣立っていきます。悲しくもあり嬉しい熊本への旅行の始まりです。ですから今回の旅程は長男と次男が中心になっておじいちゃんの事も考えて計画を立てました。まずは足の悪いおじいちゃんの移動を考えたら新幹線で熊本まで行きそれからジャンボタクシーで移動を今回は選択しました。今はカーナビがあるため不慣れな道中でもどうにかなります。以前カーナビで愛媛県を走りましたが、それでも目的地近くでパーキングや店などを探すとなかなかうまく横づけできませんでした。そして袋小路のような所に入り込んで四苦八苦したのも忘れられません。また運転はほとんど自分一人になるため少し面倒くさいという思いもあります。やっぱり旅はビール片手に流れゆく車窓を眺めるという気持ちの方が今回は強かったのです。

熊本城

熊本駅までは徳山から直通です。九州新幹線が開通して熊本までほんの1時間半で着いてしまうのですから改めてすごいことだと感心させられます。新幹線のおかげで大阪から鹿児島までは日帰り旅行も可能になりましたが、「狭い日本。そんな急いでどこに行く?」という以前流行った標語が思い出されます。初日は熊本駅から阿蘇方面を周遊して天草の下田温泉に泊まりました。日本の夕日100選に選ばれたことのある温泉ホテルです。そのうたい文句につられたのですが、今までもなかなか素晴らしい夕日に出会うことはありませんでした。今回も我々の宿泊をはさんで前後は晴れましたが、今日は曇っています。なかなかめぐり合わせがよくないようです。そして連休です。もう天草の西の果てまでに行く1本道は大渋滞でした。やはり日本は平和な国だなあと思った次第です。イルカウォッチング翌日は海でのイルカウオッチングと次男が好きなお城巡りです。午前中はあいにくの小雨でしたが、熊本城に着いた頃には晴れてきて天守閣まで登ってきました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA今回も1泊2日の駆け足の旅行でしたが、移動が全て自分の運転ではありませんでしたのでいつもよりはゆったりと行けました。地元の地の利を知り尽くしたタクシー運転手さんの案内での移動でしたので時間効率は最高でした。しかし逆に言うと旅なんて少しは道に迷う方が後々にはたくさんの記憶に残るのも事実です。添乗員付きの観光ツアーは楽だけどあまり記憶に残らないで、半日の自由時間にマップ片手に足が棒になるほど歩き疲れた方がよき思い出になるのと一緒です。どちらも捨てがたいですが。今回の熊本は飛び石連休で安近短が流行の1泊で家族一人が欠けた旅行でしたが、また一つ楽しい想い出となりました。でもやっぱり家族が欠けるというのは子供の成長で喜ばしいことと思わなければいけないのですが、寂しくもあります。夏にはリフレッシュ休暇でほんの1週間だけ長女が帰ってきますが、その時の安近短計画を今から立てたいと思っています。その時は家族皆が揃えばよいのですが、そればかりは今からではわかりません。

天草

カテゴリー: 日常のこと パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です